「聞くこと、話すこと、観ること〜物語に巻き込まれて生きないために」/東京・大阪・名古屋
「聞くこと、話すこと、観ること〜物語に巻き込まれて生きないために」
昨年から始めた講座「聞くこと、話すこと」に「観ること」を加えました。
いわゆるコミュニケーション能力では、相手の思いや考えをどう理解するかに注目します。
この講座では、まず相手ではなく、自分に注目します。相手の話を聞き、言葉を交わすには、善悪正誤でジャッジしないことは欠かせません。そのためにも自分が落ち着いて、静かにしておく必要があります。
心がざわめいて乱れるのはどんなときか。そうなったときに何を頼りにすればいいか。
他人とつながる前に自分自身とのつながりを太くしておく。そのための手がかりを探求する講座です。
必ずしも全て受講する必要はありません。
動きやすい服装でお越しください。
<日時/東京>
東京の講座は満席となりました。キャンセルが出た場合、募集します。
⑴ 閉じると開く 9月24日 13時〜15時30分⑵ 記憶と反応 10月29日 13時〜15時30分⑶ 集注 11月26日 13時〜15時30分
<会場>
千駄木露路 文京区千駄木2-42-2
<日時/大阪>
⑴ 閉じると開く 10月15日 13時〜15時30分
⑵ 記憶と反応 11月12日 13時〜15時30分
⑶ 集注 12月3日 13時〜15時30分
<会場>
百年長屋 大阪市東成区中道3-2-28
<日時/名古屋>
10月7日 名古屋は1日で午前午後で圧縮した内容で行います。
各回ごとに料金1万円です。連続して受講する必要はありません。
閉じると開く:午前10時〜12時30分
集注と反応:午後13時30分〜16時
<会場>
名古屋市公会堂 和室 名古屋市昭和区鶴舞1-1-3
<料金>
どの講座も各回 1万円
会場でお支払いください。
当日のキャンセルは全額お支払いいただきます。
<定員>
20名
<申し込み>
東京の講座はこちらからお申し込みください。
大阪の講座はこちらからお申し込みください
名古屋の講座はこちらからお申し込みください
⑴ 「閉じると開く」の概要
他人とつながり過ぎて自分の考えが何かわからなくなる。嫌われたくなくてコミュニケーションをとるうちに、本当の気持ちが言えなくなってしまった。
とかく開かれたコミュニケーションが評価されがちですが、それだけでは自分を譲り渡すことになりかねません。
自閉して初めて他人と手をつなぐことだけが全てではなく、ときに手をはねのけることも重要だとわかります。
他者を肯定することだけが良いのではなく、他者を否定することも自身を保つ上では大事なことです。
⑵ 「記憶と反応」の概要
いま目の前の人の話を聞き、会話をしているつもりでも、頭の中では過去の記憶を引っ張り出しては良し悪しを判断したり、あるいは自分の傷を疼かせるために思い出したりするものです。
いまにいながらいまにいなくなってしまう。過去に引きずられてしまう。そうしたメカニズムがどこからやってき、どう対処すればいいかについて明らかにしていきます。
⑶ 「集注」の概要
こうすればうまくいく。ああすればよかったのにできなかった。そんなふうに意識的に物事を行うことが当たり前になっています。それは自分や他人をコントロールすることに道を拓いています。
支配するか、されるか。そうしたゲームではないところでもしも話を聞きたい、話をしたいと思うならば、意識的に行うところから降りる必要があるでしょう。